「M＆Aは大企業だけのものだけなのでは？」と思われる方もいらっしゃると思います。
大企業であれ、中小企業であれ、後継者問題などについては経営者の方であれば同じように抱える悩みの一つです。
「自分の会社はそんなに大きくないから売れないのでは？」と自社の売却可能性に疑問を持っていたり、自社を過小評価し、売却するのは難しいと 勝手に決めつけてしまっている経営者様も少なくはありません。
経営者の方から見たら売却価値は高くないように思えても、M＆Aを希望する買い手企業からは高評価され、M＆Aが成立したケースもあります。

規模の小さい会社、経営面では課題を抱えている会社であっても、製品のオリジナル性や潜在性、独自の技術力、今まで培ってきたノウハウ、築き上げてきた営業地域、業界・地域での知名度等、経営者の方は気付いていなかったり、見過ごしているしまっているところに価値を見出し、M＆Aを望む買い手企業様とマッチングする可能性は十分にあります。

会社の売却査定は自己査定してしまうとうっかりチャンスを逃してしまう場合もあります。業界の特色、企業規模、これまでの業績、財務内容、今後の将来性、買い手企業の買収意欲、市場の環境等により様々で、専門家でなければその判定は非常に困難です。

また買い手企業は同業種・同業者のみとは限りません。予想もしていなかった異業種の会社が興味を持つことも多々あります。このあたりは弊社のようなあらゆる業種のM＆Aに携わったことのあるところではないとなかなか情報をもっていないのが実情です。

決してご自身だけでご判断せず、信頼できるM＆A専門会社、アドバイザーに相談されることをおススメします。