メルカリ、ヤフオク、CASHなど買取業界が好調!DMMも買取アプリ買収で本格参入か!?
2013年設立のメルカリがけん引する形で、買取市場に大きな変革が訪れています。
もともと個人の買取や販売はビジネスというよりも趣味の領域であり、売り上げよりも楽しみを大事にするフリーマーケットやバザーが行われることが多い市場でした。
ヤフーオークションがそこに参入し、趣味の領域から売り上げ意識のプロの領域にフリーマーケットやアプリの市場を大きく成長させることになりました。
ヤフーオークションが登場したのが1999年、スマホを中心にユーザーのライフスタイルは大きく変化し、ユーザーの意識・社会構造にも変化が訪れました。
買取業界において、その変革のタイミングにうまく参入したのが、スマホアプリでユーザーが手軽に販売・購入をすることができる「メルカリ」です。
メルカリはアプリを主体とした手軽さを武器に市場を大きく拡大・けん引し、上場も間もなくではという情報も出ています。
そのメルカリがけん引してきたアプリにおける買取市場に、DMMも本格参入することになりそうです。
DMMの買収した「CASH」とは
CASHは2017年6月28日にローンチされたアプリで、「手元にあるものをなんでも即現金化ができる」 質屋アプリとして大きな反響を得ました。
公開当日は、あまりにも人気が出すぎたため16時間でサービスを一時停止。
その間に現金化された総額は3億6,000万円にものぼります。
一般的に想像できるユーザー数をはるかに超えるユーザーがCASHを利用したため、サービスを一時停止。
およそ2か月後の8月24日にサービスを再開しました。
サービス再開後は、一日の取引額を制限することで、好調に運用を続けています。
DMMのCASH 買収の背景
DMMは日本最大のユニコーン企業とも呼ばれ、アダルト動画で業績を伸ばし名を知られるようになってから非常に多くの事業に参入し成功を収めています。
通販事業や、株やfxなどの金融事業、ブラウザゲームの開発・運用や格安スマホの販売、その他にも様々な事業を手掛けています。
そのDMMが今回目をつけたのが買取事業です。
CtoCの活発化、副業や投資を後押しする社会構造への変化、など日本国内の状況の変化に対応し、買取業への参入を行ったとも考えらえます。
買取業に参入するうえで、今回DMMがCASHの買収に投じた予算は70億円。
2017年2月に設立されたばかりの会社にこれだけ破格の値をつけたことからもDMMの買取事業への本気度が感じられます。
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